K君のこと(鯉のぼりの季節)

DSC_0690彼から久しぶりに電話があったのは、新年度も始まって間もない10日程前のことだった。

彼、とりあえず、K君と呼ぶことにしよう、と出会ったのは、彼が高校を中退し、随分荒れていた頃だったから、5年程前のことになる。僕がまだ、相談センターの相談員をしていた頃の話だ。

彼が何故荒れていたのか、いくつかの原因が考えられたが、ご両親や二人いる妹さんたちへの影響も含めて、当時はかなり大変な状況だった。

その後、様々な葛藤を抱えつつも、高校卒業の資格を取得し、福岡の大学に進学することになったとの報告を受けて以来の、彼からの連絡だった。

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長友 泰秀

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