2013年も残すところ、後わずかな時間となりま.した。この1年、ほのぼの村を支援していただいた皆様に心から感謝申し上げます。
今年、ほのぼの村は、「ひきこもりの状態から抜け出し、働いて、生活をしていけるだけの収入を得ること」「ひきこもりの状態にある人たちが、そこから抜け出し、自立するためのお手伝いをすること」という2つの目標設定を行いました。2014年は、この目標達成のために、より具体的に行動し、成果を出していく年になります。
掲げた2つの目標を振り返ってみた時、ひとつは、自分のために自らなすこと(自助)であり、もうひとつは、他のために貢献すること(利他)になっているのだと、改めて気づかされました。
恐らく、メンバーは、この2つの目標を達成する過程で、自らの「存在意義」を確認しながら、多くの収穫を得ていくことでしょう。
私は、相談センター(ゆめおす)やほのぼの村で接してきた若者たちの声を聴きながら、彼らが最も望んでいるのは、この「自らの存在意義の確認」なのではないかとの思いを強く持つようになりました。そして、現在、自らの存在意義を確認し、仲間と共有できる場所であることこそが、ほのぼの村のミッション(存在意義)そのものなのだと考えています。
私たちは、これからも、ほのぼの村が、社会に対してどのような貢献ができるのか、自らに与えられた役割は何なのかを模索し続けて行きたいと思います。
2014年も、ほのぼの村を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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