合鴨農法については、ご存知の方も多いかと思います。アヒルと鴨を掛け合わせた合鴨を、田植え後の水田に放し、雑草や害虫を食べさせる有機農法のひとつ。農薬を使わなくて良いし、フンが土を肥やす。水や泥をかき回すので、水田内への酸素補給もするなど優れた農法です。
長崎市内にあるフリースクールクレインハーバーさんは、野外学習の一環として、この農法に取り組まれている長崎合鴨水稲会会員方の農作業のお手伝いなどをされているそうです。刈った稲を掛け干ししたり、鴨が逃げないように張り巡らせていた網を片付けたり。。。そんな体験をとおし、こどもたちは多くの何かを感じ取りながら成長していくのでしょう。長崎ほのぼの市場では、クレインハーバーさんと提携し、この合鴨農法で作られたお米の販売をさせていただきます。
春の近さを感じさせるような暖かな陽気になった先週の木曜日、ショップ担当スタッフは、大村湾を見下ろす丘の中腹にある棚田の見学をさせていただきました。シーズンオフで、合鴨ちゃんはいませんでしたしが、田んぼには麦が植えられ緑色に芽吹いていました。周囲は、静けさの中に水音が聞こえ、とても癒される感じのする環境でした。ここで作られるお米をみささまにお届けできる日が楽しみです。
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